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【解説】何にでも効く!ベタイン系バイオスティミュラント(ボンバルディア、リダバイタル、サカタ液肥GB)

ベタイン系のBSが多く市場に出回り始めたので、どんな資材なのか?、コスパいいものは?を書いていこうと思います

 

 

ベタインとは?

ベタインとはテンサイ(砂糖大根)、海藻などに含まれる化合物です

哺乳類や微生物も含むことで知られており、自然界に幅広く存在する代謝化合物になります

photosyn.jp

 

ベタインの効果は?

高温、低温、乾燥、塩類障害など幅広いストレスに対して効果が認めらています

いずれも細胞内の浸透圧調節にベタインが関与しており、植物内の調整をしてくれると考えられています

また、浸透圧調節が潤滑に行えることで活性酸素(ストレスにより生じる傷害物質)が少なくなることも報告されているため効果に一定の信頼性はありそうです

 

どんなBS資材があるの?

色々なメーカーからベタイン系のBS資材が出ています

今回は3種類を解説して、コスパを比較します

 

ボンバルディア-ハイポネックス

こちらはベタインだけでなくフルボ酸やアミノ酸、微量要素も含む、「なんか良いとこどりしてみた!」みたいな資材になってます

元はスペインのキミテック社が開発した有機液肥をベースに作られています

 

リダバイタル-OATアグリオ

こちらはテンサイ由来のベタイン+アミノ酸がメインのBS資材

販売代理店はイノチオプラントがやっていてネット販売はしていないのかな?

www.oat-agrio.co.jp

 

サカタ液肥GB-サカタのタネ

こちらもテンサイ由来のベタイン+ラフィノースというストレスに強くなるオリゴ糖を含んでいます

おしりについてるGBはグリシノベタインかな

 

コスパを比較してみる

10aあたりの散布量目安がいずれの資材もないので、農薬ベースで考えるとボンバルディアが最安です

ただどれも似たり寄ったりな価格帯であったりネットで販売されてるものはこれよりも安くなっています

個人的にはボンバルディアコスパ良さそうです

理由として腐植酸や微量要素など色々な成分がごちゃ混ぜで入っているので効果の出るスペクトルが広そうだなという点、ハイポネックス社が作っているので効果が出やすくなる仕組み(展着剤など効率的に吸収させる仕組み)を熟知していそうだなと感じました

 

ベタイン系BSを使用するときの留意点

いずれの資材も肥料成分やアミノ酸など肥料効果を持つものを含んでいます

これはそもそも養分不足だとベタイン系資材の効果が実感しにくいためだと推測します

そのため、葉色が薄い、草勢が弱い状態で使うときは追肥も同時にしてあげることで効果が出やすくなるのではないかと思います

各ベタイン系BS資材にも肥料分が含まれますが、1000倍希釈で散布するとかなり薄まってるので十分な肥料成分を施用した上で使うのが無難です